木工品の特徴とお手入れガイド

天然木を使ったアイテムは、長く使うほど味わいが増します。特徴を知り、適切にお手入れすることで、より長く清潔にお使いいただけます。

天然木ならではの特徴

木の香りについて

樹種によって独特の香りがあり、お届け直後は特に感じやすいです。時間の経過とともに自然と薄れていきますが、水洗いや拭き取りではなくなりません。特にイチョウやクスノキは香りが強く、個人差はありますが気になる方もいらっしゃいます。また、仕上げに使用するオイルや蜜蝋の香りが残っている場合もあります。

色移りについて

木に含まれるタンニンなどのポリフェノール類や油分が、拭き取りの際に布に付着することがあります。これは天然木の自然な特性であり、異常ではありません。数回使用・拭き取りを繰り返すことで徐々に落ち着いてきます。

反りや割れについて

天然木は湿度や温度の変化によって常にわずかに動いています。お届けする作品は十分に乾燥させていますが、ご使用環境や時間の経過により、反りや割れが生じることがあります。直射日光・高温多湿の場所への長期放置は避けてください。

エンドグレインタイプについて

木を水平に輪切りにした断面(木口面)を表面に使ったカッティングボードなどは、木の繊維が露出しているため香りや色移りが特に出やすい傾向があります。使い込むにつれて徐々に安定してきます。

日常のお手入れ

かたく絞った布巾で、やさしく拭き取ってください。食器・まな板など水洗いするものは、食器用中性洗剤でやさしく洗い、すすいだ後すぐに水気を拭き取ってください。

避けていただきたいこと

以下のような使用方法は、変形や割れの原因となるためお控えください。

  • 水気を残したままにする
  • 水に浸けおきする
  • 食洗器や乾燥機の使用
  • 熱湯で洗い流す
  • 強い洗剤やこすり洗い

定期的なメンテナンス

仕上げに使用したオイルや蜜蝋は、使用とともに少しずつ落ちていきます。表面が乾燥してかさついてきたら、メンテナンスのサインです。適切なお手入れで美しさと清潔さを長く保てます。

状態に合わせたお手入れ方法

まだツヤがある/わずかにかさついてきた

蜜蝋ワックスでのメンテナンスがおすすめです。

「蜜蝋ワックス」「蜜蝋クリーム」「カッティングボード用メンテナンスクリーム」などで検索すると通販や雑貨店で入手できます。洗って乾燥させた後に薄く塗り、乾いた布でよく拭き取ってください。その後、直射日光の当たらない風通しのよい場所で2〜3日乾燥させてください。

表面がかさかさに乾燥している

オイルの塗布がおすすめです。

保護膜が落ちて木の内部まで乾燥している状態です。下記の「おすすめのオイル」でオイルを補給した後、仕上げに蜜蝋ワックスを塗るとより効果的です。

ミネラルオイル

安全性が高く入手しやすいオイルです。薬局やネット通販で「流動パラフィン」として、またはジョンソンのベビーオイル(主成分がミネラルオイル)で代用できます。塗って拭き取るだけで手軽ですが、硬化しないため耐久性は低く、こまめなメンテナンスが必要です。

乾性油

時間とともに硬化する食用油です。スーパーや自然食品店で入手できます。塗布後すぐに余分を拭き取り、直射日光を避けた風通しのよい場所で1週間以上(できれば2週間以上)しっかり乾燥させてください。耐久性が高く長持ちします。

乾性油でメンテナンス後、さらにツヤを出したい場合は、完全乾燥後に蜜蝋ワックスで仕上げると表面の保護膜とツヤが戻ります。

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